労働者の祭典
5月1日ムーブで北九州統一メーデー集会を66団体500人の参加で開催しました。
北九州地区労連は、実行委員会団体として安達議長を先頭に成功のために要員や参加を呼びかけ、集会成功のために奮闘しました。
オープニングは、北九州のうたごえで始まりました。
全教北九州の中川副実行委員長は、開会あいさつで「公立学校の教員は、残業代を払わない特殊な法律で働いている。教職調整額を支払う事で残業代を払わず、多くの教員が『過労死ライン』の月80時間を超える長時間労働を強いられている。自公政権は、調整額引き上げを検討しているが、長時間過密労働が放置され教員志望も減っている。教育予算を増やし、人員も増やすためにメーデー集会を機に運動を広げたい」と訴えました。
集会議長には、福建労の川上さんと市職労の重野さんが満場の拍手で選出されました。
すべての労働者の生活改善を
主催者あいさつでは、安達実行委員長が「今日は、アメリカの労働者が8時間労働を求めてストライキを決行してから140年の記念日。春闘では、大企業は賃上げ率5%超えるなどの回答があるが、中小企業では厳しい状況。ケア労働分野では、国の公定価格引き下げで賞与のカットなど『賃下げ』も。あらゆる物価高騰で消費税歳入は増えているが、石破政権は、減税を拒否。軍事費拡大より、生活と権利を守るために団結してたたかいましょう」と呼びかけました。
来賓挨拶では、日本共産党の田村衆議院議員と社会民主党北九州本部の南川事務局長が連帯の言葉を述べられました。
たたかう仲間の支援を
北九州地域でたたかう争議団共闘からは、中村議長が「明治学園で不当な解雇とたたかい職場復帰を勝ち取った明治学園の永井教諭」の報告と「JAL不当解雇」でたたかう榊原さんの紹介と訴え、「東筑紫高校で就業規則どおりの退職年齢を守れ」とたたかう永末先生から、たたかう意義と決意が話されました
能登支援や大船渡大火災支援・争議支援など呼びかけたカンパは、11万円を超えました。
集会後の旦過市場までのデモ行進で、「物価上昇を上回る賃上げを」「能登被災地の復興を国の責任で」「最賃1700円実現を」「消費税を下げてくらしを守れ」「軍拡やめて、くらしに予算を」など元気にシュプレヒコールしました。
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