能登災害・すすまぬ復興!
全国災対連・石川災対連・全労連は、能登半島地震・豪雨災害第11次ボランティアを呼びかけ6月28~29日の二日間で行い、過去最多の参加となる97名が参加しました。全教北九州の仲間も参加し、北九州メーデー実行委員会から義援金10万円を現地事務所に届けました。輪島市・羽咋市・珠洲市・穴水町・中能登町で作業に従事しました。
輪島市では、3チームに分かれイノシシ対策電線張りや泥上げ、土砂運び、仏具運びに取り組みました。穴水町では、からご菜種取り作業、瓦割り、羽咋市・中能登町では、災害ゴミ出しや草刈り、災害家屋の片づけ、そして共同センターの事務所の物資整理などに取り組みました。
参加者は連日の猛暑続きにもかかわらず、熱中症に注意しながら、作業を進めました。被災者の皆さんが、生活できる状態にしようと声を掛け合い、連携して作業を進めました。
作業場に行く途中に通った「のと里山海道」では、一部地震による対面交通と道の歪みの中、40km/h走行区間がかなり続いており、未だに復旧までには長い時間を要しそうです。また、近くの甲漁港では、地盤沈下のため海水が越水して住宅近くまで入り込み、いまだに震災当時のままの爪痕が残っています。被災の甚大さと、まだまだ被災地の復興の遅れを目の当たりにしました。
地震から1年半、豪雨から9カ月がたった今でもブルーシートがかかる屋根や、倒壊寸前の家屋が移動中や羽咋市・穴水町でも多く見られました。公費解体のためなるべく荷物を処分しておいてくださいと書類に記載されている(強制力はあまりないのかもしれませんが)ものの、個人ではなかなか対応が難しい現実を垣間見ました。
まだ必要なボランティア
昨年のボランティアでも活動した町野町の〝もとやスーパー〟付近は特に復興が遅れていました。倒壊家屋がそのままで河川もとりあえず護岸の補強など、抜本的な対策になっていないようです。崖崩れで倒木もそのままで、今後激しい雨が降ると、また大被害が出てしまうのではないかと心配になりました。
2日間の作業終了後、現地の方より「地震と豪雨で大きな被害がありました。地震と水害で過疎化が進み人手が足りなくなっている。ボランティアさんに頼らないとこれまでできていた作業もできなくなっている。まだ何年かかるかわかりませんが、どうしても人手が足りない時にはまた協力してほしい。」とお話がありました。
今回の延べ走行距離は約2000km、「災害ボランティア車両の高速道路の無料措置」を使って被災地を訪れました。これが最後かと思われましたが、あの光景を見ると「9月も行くか…」とこの活動で知り合った方々と話して帰路につきました。
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