労働者が声を上げ、政治を変えよう
6月6日戸畑生涯学習センターで評議員・幹事33人が参加し、北九州地区労連の第87回評議員会が開催されました。
開会あいさつで安達議長は、「25春闘で大企業は、春闘要求満額回答など報道されましたが、実質賃金は減少傾向です。地区労連として春闘を取り組み、3月に健和会労組や郵政産業ユニオンでストライキを決行し、2月の北九州市と商工会議所要請では、賃上げの必要性や中小企業の支援の必要性など一致点を共有できました。物価高騰で国民生活は大変です。自公に維新の会は、年間1兆円の医療費削減で合意し、市場化原則で病院の倒産・廃業が急増し、住民の命が守れなくなります。国民民主党の玉木代表は、『年齢でなく能力に応じて負担を』『何でも公的保険で見るのは厳しい。ビタミン剤など保険外で』と財界や財務省の要求を主張し社会保障の引き下げを狙っています。参院選に向かい耳障りの良い話もありますが、今の政治の根本的な問題を正してきましょう」と訴えました。
最低賃金を1500円に
当面の取り組みでは、全国一律最低賃金制度を実現し、1500円とするために自治体要請や町村議会への要請に取り組むことが確認されました。
また、7月の参議院選挙は、政治を変える絶好のチャンスとして、地区労連として選挙の意義を広げ、市民と野党の共闘をすすめることが提起されました。
討論は、6人から発言があり、提起された議案が補強され、全員一致で承認されました。
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