平和への願いを込めて
7月16日から18日にかけて北九州地区労連は、平和行進を行いました。
広島と長崎に人類史上はじめて原子爆弾が投下され一瞬で二つの都市が壊滅し、21万人もの命を奪われて78年に歳月が流れました。
生き残った被爆者の方は、原爆症で苦しみながら「悪魔の兵器の核兵器をなくしてほしい」と国連や日本各地でも「核兵器廃絶」を訴え続けています。
世界の流れは、平和
ロシアのウクライナ侵略と核威嚇、「抑止力」を口実とした西側諸国の核の「近代化」・大軍拡が続いています。
今年2月23日国連総会は、141カ国の賛成で新たな決議を採択し、「ロシア軍のウクライナからの即時撤退とともに国連憲章に従ったウクライナの包括的,公正かつ永続的な平和」のための外交努力の倍加を求めるものです。
ロシアのベラルーシへの核配備について国連安保理が開催した緊急会合では、ロシアの行為は、核戦争の危険を高めると批判されました。
広がる核兵器禁止条約
昨年6月に開催された核器禁止条約の第一回締約国議から1年で署名国92、批准国68と広がってきています。
人類の平和と安全のために核廃絶は唯一の道です。
今年7月には、2026年NPT再検討会議に向けた新たな準備プロセスがウイーンで始まります。核兵器禁止条約に背を向ける日本政府に条約に向き合い署名させるため参加者は、ほとばしる汗をぬぐいながら一歩一歩行進しました。
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