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北九州地区労連ニュース222号(2025年4月21日)

北九州地区労連ニュース222号(2025年4月21日)

医労連スト決行!全国統一行動

3月13日北九州春闘共闘会議は、全国統一行動日として要求行動に取り組みました。

医労連は、春闘産別統一ストライキを取り組み、健和会労組・全日本国立医療労組小倉支部・労災病院労組九州支部が参加しました。

戸畑けんわ病院のスト行動には、春闘共闘の永冨事務局長や年金者組合の小田事務局長が連帯し、参加しました。

健和会労組への要求回答は、「基本給の改定など一定の前進」がありましたが、診療報酬の改定は、国との関係が大きく、材料費や委託費の異常な上昇もあり、厳しい経営が続いています。今年は、他産業では1万円を超える賃上げですが、診療報酬の引き上げが無く、医療現場は賃上げから取り残されることは政府・国の責任です。

スト集会では、「今日の行動で医療現場の問題を社会に発信しよう」とアピールしました。

統一行動として、18時からは小倉駅での宣伝行動を行いました。

春闘回答では、大企業の満額回答と報道されていますが、中小企業の賃上げは厳しいともいわれています。商工会議所と懇談し、担当者は「会員企業は親会社の方針に引っ張られる。国にサポートをお願いしたい」、と下請け単価の適正化や中小零細企業への支援と私たちと共通の認識です。

大企業が「経営が苦しくなった時のため」にと積み立てている、内部留保は、利益剰余金が12年連続で増加し、大企業だけで540兆円にも積み上がっています。

大企業には社会的責任として、大幅賃上げが求められていると同時に中小下請けには、単価の引き上げなどの対応で、元受けと同じレベルでの賃上げができるようにするべき、と訴えました。

長時間労働の是正を

課題別発言では、全教北九州から、「公立学校の給与等に関する特別措置法の審議が始まる。教職員の長時間過密労働は、深刻な状況で精神疾患による病気で休む先生が増加の一途。不登校や登校拒否の数につながっている。このままでは、学校がもたない危機的な状況」と深刻な学校の実態を訴えました。

市職労からは、「サービス残業の実態を調査した本庁舎での残業実態調査」を報告しました。

生協労組や健和会労組からも職場の過酷な実態や運動の報告をし、用意したビラは30分ほどで無くなり、充実した行動となりました。


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北九州地区労連ニュース222号第1面

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