2019年12月8日(日)10時から第3博多偕成ビルで福岡県春闘共闘連絡会議総会&2020年県民春闘討論集会が開かれました。
2019年春闘経過報告、決算報告・監査報告、2020年方針案、予算案、役員体制案が提案されました。その後討論に移り、7本の討論がありました。北九州地区労連として春闘の取り組み予定や教員の1年間の変形労働時間制について補強意見を述べてきました。提案された内容は、いずれも拍手で承認されました。
その後行われた討論集会では、東京大学大学院本田由紀教授の講演がありました。~変容する日本社会と私たちの課題~すべての労働者の春闘へ 労働組合の役割と題した講演でした。105枚にわたる資料に基づき、社会の変化の中で新たな社会モデルを示し、社会的企業・家族・教育が双方向の流れを人為的に作って、「誰もがそれぞれに尊重され、可能性を発揮することができ、安心して生きて行ける社会」を目指すべき方向として提示されました。そのために、労働組合の役割は極めて重要と締めくくられました。
質疑の後討論に入り、9本の討論がありました。いよいよ春闘のスタートを感じさせる集会となりました。