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北九州地区労連ニュース164号(2020年6月21日)

北九州地区労連ニュース164号(2020年6月21日)

コロナ禍の中、北九州では第2波ともいえる突然の感染者急増が起こりました。そのため第77回評議員会の会場として予約していた公共施設は軒並み閉鎖となりました。残念ですが、議案を郵送し、はがきで承認を取り付けるという方法を取らせていただきました。

今回の評議員会は、特に第32回定期大会に向け、役員定数や各種委員会発足の了承をしていただく、極めて重要な内容でした。

さらに、このような厳しい状況でしたが、加盟組合では春闘交渉を行い、前進を勝ち取っている組合もあり、ぜひ運動交流したいところでした。

しかし、一方地域ユニオンでは、連日のように相談が寄せられています。「突然、明日から来なくていいです。」「会社をやめます。退職金は金がないので払えません。」などなどあってはならない状況の相談ばかりです。電話での相談から、来所相談を行い、丁寧に経過を聞き取り、不満から要求を練り上げ、要求書として整理しています。5月18日に受けた相談は、5月29日には入金を確認し、解決した例もあります。しかし、何度団交を行っても、なかなか前進が見られない相談もあります。引き続き相談者に寄り添い、弱い立場にある労働者の支援に全力で当たります。

評議員会議案には、財政関連も含まれていました。12月に行った第76回評議員会から5月末までの期間が対象となります。大きなものとして事務所のサーバーが、故障寸前でしたので、取り換えを行わせていただきました。ご理解ください。収入的には加盟組合の人員減による減収が響いています。コロナ災害の中、厳しい状況でしょうが、世界に目を移すと「労働組合の組織拡大が進んでいる。」というニュースもあります。困難な時だからこそ職場で声をかけ、拡大もよろしくお願いします。

引き続きコロナ対策を万全に、地区労連運動を支えていただきたいと思います。

北九州地区労連ニュース164号第1面

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