改憲勢力で３分の２に
猛暑の中7月10日投開票で行われた参議院選挙では自民、公明の与党が議席を伸ばす結果となりました。日本維新の会や国民民主党など、改憲に前向きとされる勢力と合わせると、改憲発議が可能となる３分の２議席を参議院でも占めることになりました。しかし、物価対策や医療・社会保障など国民のいのちと暮らしにかかわる課題への関心が参議院選挙でも多くの有権者からの関心・要望が憲法改憲より強かったことも事実です。憲法のどこを変えるのかの国民的合意はなく、憲法９条は変えない方が良いが世論調査では過半数を超えています。
北九州地区労連は、全労連や県労連の参議院選挙闘争方針を元に、参議院選挙を労働者と国民の要求実現のための選挙と位置づけ、全労連や県労連の作った学習資料などをもとに、組合員への学習と討議、投票に行こうの呼びかけを重視して取り組んできました。選挙中もツイッターデモに連続して取り組み、要求宣伝や投票の呼びかけの行動に取り組みました。又、野党共闘では立憲民主党や日本共産党の候補者支援のために力を尽くしました。
要求実現の運動民主主義を全面に
参議院選挙中の7月6日、安倍元首相が演説中に銃撃され死亡すると言う衝撃的な事件が起きました。民主主義の根幹である選挙中に、暴力で言論を封じる行為はあってはならないことであり断じて許すことは出来ません。
私たちは、労働者・国民の要求をしっかりと握り、憲法と民主主義が生きる社会のために奮闘していきます。
第34回定期大会！すべての役員・代議員の参加で成功させよう！
北九州地区労連は、久しぶりに新規加入組合を迎えての定期大会を開催します。コロナ感染者数が、爆発的な広がりの中での大会開催となります。コロナ対策（マスクの着用、手・指の消毒、）を万全に、密を避けるために広い会場の確保につとめ、役員・代議員の安全を第一に開催します。
