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学校現場で働く非正規職員の雇用継続を求める要請書(北九州市,教育委員会あて)

学校現場で働く非正規職員の雇用継続を求める要請書(北九州市,教育委員会あて)

北九州市の直営の学校給食で働く嘱託職員はこれまで長く働き続けて、子どもたちの健康と命をはぐくむ安全安心の学校給食のため正規職員と力を合わせて頑張ってきました。何年働いても退職金も年金もなく、経験加算すらなく、ただ子どもたちへの教育としての学校給食への思いで長く働いてきました。

27年度末に雇止めを受けましたが、9割の職員がまた働き続けています。学校給食に欠かせない職員が戻ってきて、直営の学校給食はスムーズに運んでいます。

昨年末、教育委員会は4時間パートについては1年の雇用延長を提案し、6時間パート、4時間パートはまた1年は安心して働くことができます。

しかし、臨時職員については雇用は確定していません。パートに比べ、同じ仕事をしても賃金は低く、勤務時間は長い厳しい1年でしたが職場を支えて頑張ってきました。臨時職員は正規不足を補うもので、なくてはならない存在です。現在働いている経験のある職員を引き続き雇用できるように経験重視で採用してください。

現在学校現場は非常に忙しく、学校運営補助員は学校運営に必要な職員となっています。校長からも次年度も配置してほしいと声が上がるほどです。

1年のモデル実施だったといいますが、長時間働けない職員のために4時間の職を本実施して引き続き配置していただきたいと思います。

おなじ学校現場で働く職員でも、来年の職が確定しているものとそうでない職員が力を合わせて働いています。胸中には不安がいっぱいでもチームワーク第1の職場では、おくびにも出さず働いています。 職員みなが安心して働き続けられるように、せめて2月末までに方針を決めていただきたいと思います。何十年働いても退職金もない職員を自治体が期間満了だからと解雇するのではなく、安全安心の学校給食のために活用し、職員の生活も守る自治体であってもらいたいと思います。自治体が、労働者を使いつぶすブラック企業と同じになってしまってはいけないと思います。学校給食を守り、子供たちに安全・安心な給食をとどけるために下記の様に要請します。

  1. 学校で働く非正規職員の雇用を継続してください。
  2. 雇用確保のため、民間委託をこれ以上拡大しないで下さい。
  3. 民間委託業者で働く職員の労働条件を改善してください。
  4. 民間委託の検証を早急に始めてください。

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